約 1,584,207 件
https://w.atwiki.jp/mbmr/pages/301.html
ヴィーナスシンドローム ◆yX/9K6uV4E ――――Do you know venus? Be your venus ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「……ついに、この日が」 目の前には、小さな扉。 そこにはプロダクションの名前があって。 その名前は、私――新田美波がアイドルとして所属する事になるプロダクションでした。 今日はアイドルとして出勤する初めての日。 思えばオーディションに応募して、面接して、合格して。 あっという間の時間だった気がします。 合格通知が来た時は嬉しくて、飛び上がりそうでした。 こんな私がアイドルになれるなんて……思っても居ませんから。 ……いえ、それはちょっと嘘になりますね。 大学のミスコンを取れたことはちょっと自慢で。 だからこそ、少しぐらいは自信を持っていました。 私はちょっとその事を誇りに持って、今、このプロダクションの前に居ます。 今日は私をプロデュースしてくれるプロデューサーと初対面なのです。 どんな人かな……どきどきする。 「……おはようございます!」 いつまでもドアの前で立ち竦んでる訳にも行かないので、意を決して中に入る。 すると私の眼前に広がるのは……まぁ、普通のオフィスでした。 ……いえ、それでも結構広いかな? マンモスプロダクションだから広いのは納得ではあるのだけど。 「おはようございますー……あら、新しい人かな?」 「はい、今日からお世話になる新田美波といいます」 「なるほど、私は、高森藍子といいます。今、事務の人呼んできますね」 「いえ、私が」 「いいよ、どうせ仕事が無くて暇ですし…………ちひろさーん!」 そういって、ふんわり?とした様子の少女――藍子さんが事務の人を呼びに逝きました。 呼ばれたことに気付いた事務の人……ちひろさん。 私も合格して、その後手続きとかで色々お世話になったので顔は知っている。 「ああ、おはよう美波ちゃん」 「おはようございます」 「今日が初日でしたね」 「はい!」 「頑張ってくださいね……担当になるプロデューサーは……その」 「その?」 「………………まだ、着てないので、ちょっと待っててね」 そう言って、ちひろさんは頭をかきながら、電話をしにいきました。 あの馬鹿、また連絡よこさないでと若干苛立ち気味なのが、気にかかるけど。 私は応接の間のソファに座りながら、そのプロデューサーを待っていました。 途中、藍子ちゃんが入れた紅茶を飲んだりして。 そして、一時間ほどが過ぎ、昼食の時間になりそうな時間になって。 「……ふぁ……おはよう」 欠伸をしながら、眠たげに入ってきた男の人が出勤してきました。 ……けど、おおよそ社会人に見えなさそう格好でちょっと面を食らう気分です。 金髪で、それもきちんとセットしてあって。 スーツで無いブランドもので揃えてあって。 サングラス、アクセサリーもきちんとしてあって。 ……なんというか、私と同じ大学生と言うか。 一言でいうとホストっぽい人でした。 でも、きちんと顔も整ってて、男のアイドルと言われても通用するような。 そんな感じの男の人です。 「おっそい! 今何時ぐらいだと思ってます?」 「んー……12時ちょっと前、セーフ、セーフ。第一今日、オレ仕事ないじゃん」 「無くても来るの!」 「えー。自宅も仕事場だぜ。アトリエあるんだし、オレの場合」 「詭弁! ちょっとは社会人の常識を身に着けなさいよ! もうなんべん言ったか解ります!?」 「……忘れたよ」 「32回!」 「多いな!?」 その人と、ちひろさんが言い争ってます。 なんか不思議な光景だなと私はそれを呆然と眺めていて。 暫く言い争ってる……というかちひろさんが一方的に喋っていて。 一段落したら、ちひろさんは私を見て思い出したように。 「っていうか、今日は大事な案件あったの忘れてたでしょう!」 「……はあ?」 「さっき、電話したじゃないですか!」 「いつもの呼び出しかと……大事かどうかなんてわからな……」 「だったら、呼び出されないように普段から自主的に着なさいよ!」 「むちゃくちゃだな!?」 「無茶苦茶なのはそっち……ああ、もう面倒くさい男」 「そっくり返すぞ……」 ちひろさんは、はぁとため息をついて。 私の隣に来て。 「この子……新田美波ちゃんというんですけど、貴方がプロデュースする事になりましたから」 ……えっ? ……ええっ? 「はぁ!?」 男の人も唖然として、私を見る。 ……というかこの人プロデューサーだったんだ。 「ちょ、ちょっとまてぇ!? 聞いてねーよ、オレ!?」 「ちゃんと彼女の書類、渡しましたよ?」 「貰ってねえ!」 「机の上においてありますけど?」 「……確認してねえ!」 「それは知りません」 ……えっ。 この人もしらないの? というか、そんな人に、私……プロデュースされるの? 「お、おい! オレは一人しかプロデュースしねえ約束だったぞ!」 「社長とそういう約束でしたっけ」 「そうだよ! オレが居たオーディションで、オレが選んだ肇……藤原肇しかしないといっただろうが!」 聞きもれる言葉がちょっと不安だ。 なんかどきどきがいやなどきどきに変わっていく感じだ。 「でも、受けるってサインしましたしねぇ」 「はあ!?」 「ほら、この前、書類にサインをと」 「……中身見てなかったけど、そんなのだったのかよ」 「ちゃんと確認しないとだめですよ?」 「おめーが給料の関連だといってたじゃねえか!」 「信用するからよ」 「あー、くそがぁ!」 そういって……私のプロデューサー?は頭を抱えます。 正直、私も頭を抱えたいんですが。 自信が崩されていく感じです。 こんな人にプロデュースされるぐらい、私は期待されてないんでしょうか。 「と言うわけでよろしくお願いしますね♪」 「……何すればいいんだよ」 「まあ、交流と、レッスンですね。段取りは書類に書いてるんでとりあえずはその通りでいいですよ」 「用意周到なことで」 「ありがとうございます♪」 「褒めてねえよ」 にっこりとちひろさんは笑いながら。 手を振って、それじゃあよろしくーといって去っていきます。 そして、私はこの人と取り残される羽目に。 「くっそぅ、あのグリーンゴブリンめ! 本家以上に狡猾になってきやがって……」 プロデューサーは頭を盛大に抱えていて。 私も抱えたくなって。 大丈夫なんだろうかと思ってくる。 彼はやがて顔をあげて 「……えーと、名前なんだっけ」 「新田、新田美波です」 「……そ。オレは――だ。まあそういうこと……だから、とりあえずはよろしくと言う事で」 「はあ、よろしくお願いします」 「おう……で、何すればいいんだ?………肇の奴は今日はレッスン漬けだし……そうだ!」 彼は、書類を眺めながら色々考えて。 思いついたように。 「おーい、高森」 「はい?」 「暇か」 「……はい」 「美波の奴、レッスン場に、連れていってくれね? 多分肇もいるし。レッスンがどういうものか知っておいたほうがいいだろ」 「いいですけれど、一緒に行かないんでいいんですか?」 先ほど、お茶を入れてくれた子が怪訝そうに私達を交互に見て。 プロデューサーは、彼女の問いに。 「まあ、今日はちょっと色々考えるんで、な」 「……解りました。案内しておきますね」 「おう、頼んだぞ」 私が関わらない事でそんなこんなで話が纏まって。 よし、じゃあと彼は言って。 「よし、任せた……じゃあ、また明日なー」 そう言って、手を振って彼は去っていきました。 え、ええ? 私は困った風に高森さんの方を向いて。 「ま、まあいい人ですよ?」 「でしょうか?」 「何とかなると思いますよ、うん」 「そう思いたいです……」 そう返事をした私の声は沈んでいて。 私の晴れ晴れとした気分は、すっかり曇天に変わってしまったのでした。 大丈夫なのかなあ、私。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ そうして私のアイドル生活は波乱に満ちた幕開けをしたのです。 正直期待感より不安感にあふれていました。 私を担当するプロデューサーがあんな人だとは思ってもいませんでしたから。 でも、その後調べたらビックリしたんです。 ふと、インターネットで彼の事を検索してみました。 ちょっとした興味本位だったと思います。 何かよく知りたいとかそういうのではなかった。 それなのに、彼にたいするページは驚く程見つかりました。 ただのプロデューサーではなかった。 ファッションデザイナーでしかも、若くしてその業界を席巻した麒麟児らしい。 実際、彼がデザインしたものは、こちらが息を呑む程で。 凄い人だったんだという気持ちと同時に、なんでプロデューサーなんてやっているんだろうと疑問に思ったんです。 そして、同じプロデューサー所属になる藤原肇さんとも出会いました。 彼がプロデュースをする一人を決めるオーディションで選ばれたのが、彼女で。 どんな子だろうと思ったら、なんというか……言ってはいけない事かもしれないですが、ちょっと地味だなって思いました。 彼がデザインしていた服を着ていたモデルと比べると、という話ですが。 成熟しきっていない田舎の真面目な子、という印象で。 実際、一緒にレッスンしてみると、本当にいい子で。 真面目で熱心で、ちょっと頑固な所があって。 それでも一生懸命さが可愛い少女でした。 だから、すぐに打ち解けて。 私達は仲良くなって。 一緒にいることも増えたんです。 でも、それでも、なんで彼女がプロデューサーの目に止まったかが未だに解らなかったんです。 話を聞くと、何かのコンテストでグランプリを取った人もそのオーディションにはいたそうです。 それなのに、一見地味そうに見える彼女が選ばれた。 なんで、でしょう。 そして、私は……決められて彼にプロデュースされることになって。 最初はレッスン漬けで、仕事はゆっくりペースなのかなと思っていたら。 ……驚くぐらいに早く、ぽつぽつと仕事がき始めたんです。 グラビア撮影、そしてモデルという仕事が。 言うまでも無くプロデューサーの以前のツテでした。 彼がプロデュースしている子という触れ込みで、あっという間に仕事が決まるんです。 それだけデザイナーとして彼が信頼されている、と言う事なのでしょうか。 私はその来た仕事に対して、出来るだけ精一杯こなしていきました。 我武者羅だったのかもしれません。 その時の私は、ただ自分の力で何とかするしかない。 それだけを思って、あの人との信頼関係とか、考えては居なかった。 実際、接する機会も少なかったし。 仕事を聞いて、それをこなして。 レッスンをする日々でした。 あの人は何処か忙しそうで。 でも、肇ちゃんはしっかり見ていて。 私はオマケなのかなと思って。 そうして、少し経った時位でしょうか。 また、転機が訪れたのです。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「あ、美波ちゃんお疲れさま」 「はい、ちひろさんもお疲れ様です」 モデルの仕事を終えて、事務所に帰ってくると、ちひろさんが一人でいました。 時計を見ると夕食の時間も終わった頃合で。 他に仕事が入っていたアイドルは皆、直帰したのだろう。 私は応接間のソファについて、一息つく。 そうしている間に、ちひろさんが珈琲を入れてくれました。 「あ、ありがとうございます」 「いえいえー。そういえば彼、今日帰ってくるようですよ」 「そうなんですか?」 「ええ。そういう連絡さっき来ましたよ」 「じゃあ、まって……ようかな」 彼……私のプロデューサーは京都へ出張にいってるらしい。 出張といいながらも、仕事に関わる私用らしいんですが。 相変わらずそういう自由な所でちひろさんを悩ましている。 彼が出張している間は、私は一つ仕事、肇ちゃんはレッスン漬けでした。 春物の新作のモデルで、あるブランドの服を着て撮影です。 普通は私なんかに回ってくるとは思えないんですが……彼のツテなんでしょう。 こういう仕事ができると言うのは、モデルとしては、凄いんでしょう。 でも、私がやりたいのがアイドルなんだけど……な……。 「仕事の方はなれました?」 「ええ。色々やらしてもらってるので」 「ふふっ……見られることは経験になりすまからね」 「……そうなんですか?」 「ええ。きっといい経験になりますよ」 「……そう、ですか」 「歯切れ悪いですね、どうしました?」 ちひろさんはこんな私を見て、対面のソファに腰掛けました。 話を聞いてくれるようで。 私は少し本音を話すことにしました。 「いえ……仕事をもらえてる事はありがたいんです」 「そうですね。同期から見ると、かなり多いほうですね」 「でも、私がやりたいのはアイドルで……この仕事が繋がるかは……本当に彼は見てくれてるのでしょうか」 「んー………ちゃんと見てくれてると思いますよ?」 「なのかなぁ」 「どうしてそうおもったんです?」 「だって……それは……」 私は肇ちゃんと違う。 元々彼につくことが決まっていた子じゃないから。 彼に選ばれた訳じゃないから。 だから 「……私は……選ばれた訳じゃ――――」 そう私が言いかけた瞬間、聞き慣れた男の人の声が聞こえてきました。 少し驚きながら振り向くと、私のプロデューサーが帰ってきたのです。 彼の話をしていたからか、何処か後ろめたい気持ちになってしまう。 そんな私を知らずに、彼は言葉を続けます。 「仕事は大丈夫だったか?」 「はい、上手くできたと思います」 「そっか、ならいいけど」 彼はさして興味もなさそうに返答しました。 私は少し悔しい気持ちになる。 そんな気持ちのまま、私は彼の後ろに、ひょこひょこと動く影を見つけました。 なんだろうと思っていると、 「お帰りなさい、成果はどうですか?」 「まあ、それなりに。欲しいものもあったしな」 「へぇ、殆ど私用だったのにねぇ」 「とげのある言い方するなよ」 「そのつもりで言ってるんですから当然よ」 「……そ。そういやちひろ。女子寮空きあるか?」 「何、藪から棒に。そうですねえ、第三ならあるかな」 ちひろさんとプロデューサーが会話をしていて。 女子寮の話をしていました。 私は大学近くのアパートに住んでいるけど、肇ちゃんは女子寮住まいだ。 それがどうしたのだろう。 「そっか。じゃあよかった」 「何がです?」 「オイ、シューコ!」 そう、呼ばれると彼の後ろで動いた影が、彼の肩からひょこと顔を出しました。 まるで、妖精のような白さを誇る少女が其処に居たんです。 「……この子、どうしたんです?」 「ひろ……スカウトした」 「絶対拾ったと言いかけたよね」 「拾われたー♪」 「茶々いれるな、シューコ! どう考えても面倒くさくなるだろ!」 「拾われたー♪」 「行きずりで……あぁ、もう、貴方は……一人しかプロデュースしないといったのは何処に」 「それとこれは別だ、スカウトならいいといってただろ?」 「拾ったんじゃ……」 「違うぞ」 私は、そのやりとりに、あんぐりと口を開けて見守ってた気がします。 ちょっとコンビニに行って飲み物買ってきたように、気軽にスカウトしたと言うんだから。 シューコと呼ばれた子は、無邪気に笑っていて。 「どーも。あたしシューコね。アイドルになるとは思わなかったけど、実家から追い出されたらからさ、仕方ないよねー。 成り行きってヤツで。大丈夫、お仕事はちゃんとやるからさ。ま、よろしく頼むよ!」 素直に成り行きとぶっちゃけてるシューコちゃんは。 おちゃけられてるようで、何処か輝いていて。 私でも、素敵な子だと思った。 「ま、と言う事だからよろしくな」 「…………はぁ、解りました。手続きするんで、貴方も手伝いなさいよ」 「はいはいー……やっと出し抜いた、グリーンゴブリンを!」 「貴方、どさくさにまぎれて何言ってるのよ」 「別にー。シューコは其処で待ってろよ」 「はいよー」 シューコという子を見て、ちひろさんも、きょとんして。 そして、得心したようにため息をついて、了承したのです。 彼女の輝きを見たから、でしょうか。 何か悔しい気分になってしまう。 その後、私とシューコという子だけ取り残されて。 所在無くしていると 「ん、飴なめる?」 「え?」 「どうぞどうぞ、ほらほら美味しいよ」 ロリポップキャンデーを手渡される。 私は戸惑いながらそれを受け取って、舐めた。 甘い林檎の味がしました。 「……美味しい」 「でしょー……もしかして、新田美波ちゃん? あいつから聞いてるよ。後もう一人いるんだっけ」 「はい、そうです…………シューコさん?」 「うん、塩見周子といんだ、ま、何やるか正直よく解ってないんだけどねー」 「ええ?」 「あいつに、会って、なんかそのまま色々あって、成り行き上?」 「はあ」 「それで、一緒に行くことなったから。まあどっちにしろ頑張るよ。美波ちゃんもよろしく、先輩!」 「ええ、よろしくね」 周子さんは飴を舐めながら、私に握手を求めて、それに応じます。 私は笑っていたとはいえ……複雑な気分でした。 また、彼に選ばれた人なんですから。 少し話しただけでも、彼女が輝いてるのがわかる。 凄い、羨ましいぐらいに。 ねぇ、私は輝いていますか? ねぇ、私を見ていてくれてますか? ……解らなくて。 私は、曖昧に笑うことしか出来ませんでした。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 周子さんが加わって、また少し経って。 彼女は持ち前の飄々さととっつきやすさから、あっという間になじんでいきました。 それが彼女の持ちえる天性の才能なんでしょう。 肇ちゃんと私とも、すぐに仲良くなったんです。 仕事の方でも、色素の薄い彼女は、モデルやグラビアで活躍し始めました。 流石だと思います。 私はというと、変わらず同じような仕事をこなしていて。 徐々にそういうのにも、慣れてきて。 楽しい、と思えるようになってきました。 誰か、いえ、ファンに見られる事にでしょうか。 モデルはあくまで服を魅せるもの。 でも、それと同時に自分もしっかり見られている。 その服の魅力を最大限に生かす為に、モデル自身がしっかりとしないといけないのだから。 だから緊張するし、またそれも楽しいなと思えたんです。 ……けど、本当にこのままでいいのかな。 私はアイドルなのに。 アイドルがやりたいはずなのに。 ……なんか、よく解らなくなってきました。 解ってるのかな、プロデューサーは。 私を見てくれてないきがして。 そう思うと哀しくて。 「……はぁ」 思わず、ため息をついてしまいます。 この漠然とした不安はなんだろう。 順調なのに、何故か不安が止まらない。 その不安をおしつけるように、私はすっかり定位置になってしまった応接間のソファに身を沈めました。 「見て、美波ちゃん」 「え?」 「どう、アルミ缶の上にあるミカンよ」 ……………………この人は一体何をしているんだろう。 対面して座っている人、高垣楓さんはアルミ缶の上にミカンを乗っけていました、ドヤ顔で。 ……その通りだから、その通りとしかいえない。 ……そんな人ですから。 「え、ええ。そうですね」 「うん、で、美波ちゃんどうしたのかしら?」 「はい?」 「ため息ばっかよ」 謎としかいえないやり取りをした後、楓さんが私の様子を心配してくれました。 そんなにため息ばかりだったのかな。 ……楓さん大人だし、相談してもいいのかな。 「まあ、多分貴方のプロデューサーの事だと思うけどね」 「……え、解るんですか?」 「やっぱり。だって彼でしょ。前と変わらない感じだし」 「え、楓さんはプロデューサーの事、以前から知ってるんですか?」 私の問いかけに対して、楓さんは微笑み、アルミ缶の上のミカンをどけて、アルミ缶のプルタブを上げた。 缶コーヒーを飲みながら、彼女は静かに頷き肯定する。 ……ミカンを上に置く理由ってなんだったんだろう。 「ええ、私はモデルだったしね」 「え、そうなんですか!?」 「言ってなかったっけ。モデルだったのよ、売れてるか売れてないかは兎も角」 楓さんがモデル。 何となくイメージは出来るけど、ちょっと驚きです。 なんか色々不思議な人でしたし。 先ほどの行動も含めて。 「それで、まあ彼のデザインした服を着たこともあったわよ」 「え、凄いじゃないですか」 「凄いのかしら。けど、まあ今の通り破天荒な人で有名だったわ」 「……でしょうね」 「ふふっ……不真面目そうで、むっつりしていたわ」 懐かしそうに語る楓さんは何処か楽しそうで。 無糖の珈琲を美味しそうに飲んでいて。 私はそれを眺めながら、彼女の話を聞いていました。 「本当にこれでいいのか迷ったけど」 「けど?」 「でも、結果的には凄くよかった」 「そうなんですか?」 「そうよ」 楓さんは一気に缶コーヒーを飲み干して。 そして、やっぱりちょっと苦いわねとお茶目に笑った。 彼女は少し伸びをして、 「だから、貴方が抱えてる悩みも……案外すぐ解決すると思うわよ?」 「はぁ……なのでしょうか?」 「そうよ……じゃあ、私は時間だから、帰るわね……貴方は?」 時計を見ると、五時を指していた。 何も無い人はこのまま帰る時間だろう。 けど、今日は 「プロデューサーと待ち合わせしていて。夜に来るそうなんですが」 「そう、じゃあ悪いけど先に帰るわ。 お疲れ様」 「はい、お疲れ様です」 「あ、ミカン食べていいわよ」 そう言って、楓さんは事務所を後にしました。 ……このミカンは結局、何の為に。 永遠の謎になりそうです。 ……そうして、ミカンを食べずに手で弄んでいて。 二時間半ぐらいたった後でしょうか。 「ふう、やっと終わった……待たせたな」 「あ、お帰りなさい」 「おう……なんだそのミカン?」 「えっと……楓さんが置いていって」 「……相変わらずあの人は、解らんな」 ……私は貴方のことがよく解らないんですけどね。 ……なんて、そんな言葉を飲み込んで。 そっとプロデューサーを見ました。 相変わらず、しっかりと決めている。 髪にしろ、服にしろ、靴にしろ。 アクセサリーにしてもいやらしくない程度に。 今日は朝から夕方までぎっしり仕事が入ってて大変なはずだったのに。 流石、ファッションデザイナーと言うべきなんでしょうか。 「さてと、時間も押してるし行くぞ」 「えっ?」 「荷物とか準備して、下に降りて来い。今日は自分の車で、事務所の前に停めてるから」 「あっ、はい」 待ってろと言われたが、どういう用事かは聞いてなかった。 まさか事務所以外でやる用事とは思ってなかったな。 足早に事務所に出て行ったプロデューサーを、私は急いでジャケットを羽織り、その背を追います。 階段を下りて、ビルを出ると。 「…………はい?」 「あん? ただの車だろ」 「それは……そうですが」 それは立派な黒のスポーツカーで。 車に詳しくなくても、一見して高い高級車なんだな、ってわかります。 「乗れ乗れ、駐車違反とかなったらしゃれにならん」 「あっ、はい」 慌てて、私は助手席に乗り込もうとすると 「違う、其処は運転席。右のほうだ。後ろから車来ないか気をつけろよ」 「あっ、はい」 しかも、外車だ。 デザイナーとして稼いでいたという話は聞くけど。 ……改めてそれを実感する形で、私は何か萎縮してしまう思いに襲われてしまいました。 「さてと、行くか」 「はい」 その言葉と共に、プロデューサーは車を発進させます。 唸るエンジンの音が響いて、ぐんぐんと速度を上げて行く。 けど、何処に行くんだろう。 それ以前に、どんな事をするかも聞いてない。 「……お前、いつまでそのミカン持ってるんだよ」 「あれ、間違って持ってきちゃった」 「まあ、いいや」 「あの……」 やはり、何するかぐらいは聴いておきたかった。 二人きりで車に乗るのって……少し戸惑います。 「……何処に向かってるんですか?」 「ああ、そういえば言ってなかったっけ。オレの家」 「……えっ」 プロデューサーの家? ……なんで? 「え、何をするんです?」 「お前を『アイドル』にする為に、必要な事だ」 「………………えっ」 「うん? どうした?」 「い、いえ。別に…………」 アイドルにする為に必要な事。 なんだろうと思って。 心に浮かんだのは、とても黒い事。 哀しい事でした。 それは、『そういう事』なのかなって。 わざわざ彼の家に行って。 する事なんて。 アイドルになるためには、そういうことも必要、なのかなって。 そう思ったら、なんか哀しくなって。 私はそうまでしないとアイドルになれないのかなって。 やっぱり選ばれてないから、見てくれてないから。 「……………………」 「おーい、なんでそのミカン弄りまくってるんだよ。クソ…………気になるな」 浮かんでくる涙を抑えて。 それでも、嫌だといえなくて。 私は黙ったまま、車の中で待っていました。 そして、高級マンション街みたいな所に入って。 その中の一つに入って、車を停めて。 とても高い所までエレベーターで昇って。 彼の家に着きました。 「其処で座って待ってろ。ちょっくら準備してくるから」 「はい」 高級マンションらしくとても大きな家でした。 独り暮らしにしては、部屋が何個もあって。 しかもその部屋が一つ一つが大きい。 案内されたのは、机とテーブル、本棚、色々なものが詰まった棚、パソコン彼の仕事道具などが無造作に置かれて。 後は小さなベッドが合って、私は其処に座って待っていました。 早く終わらないかなとか思ってると。 「よし、始めるぞ……ジャケットは脱いだ方がいいかな」 「はい」 ジャケットを脱いで。 ついにと思って、目を閉じると 「そのまま、座ったまま動くな。さっさと書くから」 「…………えっ?」 よく解らない言葉を聞こえて、驚いて目を開けて。 其処には、スケッチブックを広げたプロデューサーが鉛筆を走らせていました。 ……何で、こんな事してるんだろう。 「何してるんですか……?」 「いや、スケッチ。お前の」 「これが、何になるんですか? アイドルにするためって」 「あん?………………何か、お前勘違いしてないか?」 彼は鉛筆を走らせながら、うっかりしたことに気付いたように、頭に手をやって。 そりゃ何も言わずに連れて来れば勘違いするかと呟きながら。 「…………あーよく言ってなかったっけ……オレは何故かプロデューサーやってるけど」 「ですね」 「で、オレはそれと同時にデザイナー。自分で言うのも名がそれなりに通ってる」 「はい」 「で、此処は自宅兼アトリエ。オレがデザインするためのアトリエ」 此処……アトリエだったんだ。 「それで、お前は担当アイドル……で、アイドルをアイドルらしくするには何が必要だと思う?」 「……何ですか?」 「衣装だろ」 「あっ」 「此処まで言えば、解るか?」 つまりそれは 「お前のアイドルとしての衣装をデザインする為の準備だよ」 …………ああ、私は勘違いしていました。 「それは、オレしか出来ない仕事だしな。プロデューサーとして、アイドルを輝かせる最大の事だろ」 …………この人はちゃんと考えていた。 「予想外だったとはいえ、美波はオレの担当になった。なら、そりゃ力を尽くすわ」 「…………でも、私は」 「経緯は関係ないんだよ、今、お前は原石に見えると思ってるわけで」 「……えっ」 「実際、いくつかモデルとかの仕事をやらせたけど、いいだろ。人に見られる事って」 「はい、楽しいなって素直に思えるようになりました」 だろ、と楽しそうに彼は鉛筆を走らせて。 この人も、楽しんでるんだなと感じられて。 「美波はさーミスコンなんて、出る訳だから潜在的には、そういう見られたい!という感情があると思ったんだよな」 「……なるほど」 「実際ミスコンの映像みたけど、そんな感じだろうと思ったしな」 「え、どうやって……?」 「お前の大学まで行って。つうかそのせいでストーカー扱いうけて大変だったぞ、オレは!」 「……そんな事、私は知らなかったです」 「んなん、自分のアイドルをよく知ろうとしてだけで、言う必要もないだろ」 「…………」 「まあ、そういう、見られるというのを意識した魅せ方がいいんだろうと思ってさ、それを解る事が出来た訳」 何も、私のことなんて、考えてないんだと思った。 でも、そんな事無かった。 興味が無そうに見えた、見えただけだった。 実際はちゃんと、考えていてくれた。 「だから、オレは今『アイドル』新田美波を一番よく見せられる『衣装』を作れると確信して、それを作ってみせる。んで、今はその準備。解ったか?」 ちゃんと。 ちゃんと、見てくれていた。 私を、新田美波を。 輝かせる方法を、誰よりも、考えて、見ていてくれた。 「……は…………い」 涙が出ていた。 嬉しくて、嬉しくて。 不安なんて何処か行ってしまうぐらいに嬉しくて。 私は涙を流していた。 「おいおい……なんで、泣いてるんだよ」 「御免なさい……」 「スケッチしてるんだから……後いい加減その手に持ったミカン放せ……気になって仕方ねぇだろ」 「はい……」 「……ったく。まあいいけどさ」 私は涙をぬぐって、笑おうとして。 そしてもまだ、涙が出て。 でも、私は嬉しくて笑って。 彼は、呆れたように笑いながら、鉛筆を走らせていました。 不安なんて、もう無くって。 この瞬間から、新田美波は、『アイドル』として始まっていました。 誰かに見られていて。 大切な人に見てもらって。 輝いてるアイドルとして。 私は、新しく存在していたんです。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ そんな変わる切欠の日が終わって。 私のアイドルとしての日常は、煌びやかに変わっていきました。 何もかも、楽しい、嬉しい、そんな日々に。 彼の気持ちが色々解ったからもしれません。 もっともっと変わりたい、輝きたい。 そう願って、私はもっと頑張って。 肇ちゃんや周子ちゃんと共に、トップになりたいと思ったんです。 彼女達とも、仲良く、そして競うように通じ合っていきました。 やがて、歌やダンスの仕事も来るようになりました。 私はそれに全力を尽くして、やっていきました。 ファンに見られることがこんなに楽しいと思いませんでした。 ただ、衣装が大胆でちょっと恥ずかしいけど…… それでも、プロデューサーが作ってくれた衣装は抜群で。 本当に私専用のものに感じられて。 それに負けないように、頑張っていきました。 そうして、熱く情熱的な季節がやってきます。 何もかも盛り上がるような季節が。 その季節に、また節目がやってきました。 サマーライブ。 うちのプロダクション主導の夏のライブに、私も参加する事になったんです。 決まったときは、とても嬉しくて。 私は頑張って本番まで練習を重ねました。 もっともっと、上手に出来るまでと。 そして、サマーライブ当日。 「遂にこの日がやってきましたね、ネネさん」 「……はい、やっぱり緊張しますね」 ライブ会場の舞台裏で、私と同じく出演する栗原ネネちゃんと待機していました。 先に会場では、ゲームが好きな、沙南ちゃんがライブしています。 歓声が舞台裏まで聞こえて、会場がどんどん盛り上がっている事が解る。 「…………緊張するな」 ネネちゃんは胸元に手を置いて、すーすーと何度も息を吸って吐いて。 少しずつ緊張を和らげようとしていました。 「妹さんが着てるんですよね」 「はい……あの子の為にも、私は頑張らないと、頑張らないといけないんです」 まるで決意をこめたように彼女は呟きました。 でも、その姿はまるで気負い過ぎてる様に見えて。 ポンと彼女の肩に手を添えました。 「ねぇ、ネネちゃん。そんなに背負い込まないでいいのよ」 「え?」 「ほら、耳を澄ませなくても、聞こえてくるよ、ファンの歓声が」 ライブ会場のテンションのボルテージはどんどん上がっていく。 ファンとアイドルが一体化して、それは限界を超えて、上がっていく。 夏の暑さと同じように、どこまでも。 「ほら、楽しいと思わない? ワクワクしない?」 「楽しい……?」 「アイドルとして、ファンから見られている。そんなファンの為に私達も、一緒になって、楽しくなりたいと感じましょう」 それはきっと、何処までも楽しいものだと思うんです。 アイドルとしての自分を何処までも高みへ導く、楽しさ。 ほら、この歓声を聞いて。 「私達は、きっと……ファンから、愛されて、此処に『アイドル』としている事ができる……そう思うんです」 ファンから愛されて、私達は居て。 それはとても嬉しい事で。 楽しい事で。 「皆、見ている。ファンも、私の家族も、貴方の妹さんも……見て、愛してくれる。そのことに、楽しもう?」 ネネちゃんはハッとした様な声を出して。 やがて、身体からいい意味で力を抜いていく。 そうして、柔らかな笑みを浮かべて。 「はい……っ! わたしも……そんな風にできたら、きっと……あの子も、幸せになれる……そうですよねっ!」 それは、此方の心が癒されるような笑みで。 私はうんと頷く。 そして、ネネちゃんの出番がもうすぐやってくる。 「じゃあ…………楽しんできます! 『アイドル』としての自分を!」 そうやって、彼女は飛び出していく。 その姿は、とても輝いていた。 「……言うようになったじゃん。美波」 「……っ!? 見てたんですか!?」 ネネちゃんを送り出した後、すぐに私は後ろから声をかけられる。 振り向くと、其処にはプロデューサーと肇ちゃんと周子さんが。 「ああ、見てたぞ、かっこいいーっ」 「ちゃ、茶化さないでください!」 「でも、本当輝いてましたよ」 「肇ちゃんまで……」 「流石、美波ちゃん、やっるー♪」 ……どうも、最近プロデューサーに感化されてきたのか、肇ちゃんも周子さんも彼の癖が移ってきてるような。 私は顔を真っ赤にして、もじもじするしかない。 でも、彼はやがて無邪気に笑って。 「……一応心配してきたんだが、まあその様子なら心配ないな」 「えっ」 「頑張れよ、きっとものすげー楽しいからさ」 「はいっ!」 ヤッパリ、彼はいい人だ。 そんな彼が見てくれてるなら、私は頑張れる。 何処までも、何処までも。 「はいっ! だから、ずっと、ずっと私を見ててくださいねっ! 『アイドル』の新田美波の姿を♪」 ねぇ―――さん。 貴方が、私が見てくれてるから。 私は、こんな嬉しいんですよ♪ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 情熱的な夏が終わって。 優しく穏やかな秋が過ぎて。 そして、一年が終わる人の温かさが恋しい冬がやってきました。 私は、あの夏以降、完全に軌道に乗って。 本当に様々な仕事が入るようになっていました。 それを楽しくこなしていったと思います。 周子さんも肇ちゃんも同様で、皆輝いてたと思います。 季節が深まる中、私はある感情が冬の寒さとは逆に、熱く強くなってるような気がして。 この感情を私は抑えることが出来るのかと不安になるぐらいで。 その感情は、私にとって嬉しくもあり、また締め付けるもので。 それは――― 「……美波? おい、美波!」 「ひぁい!?」 「なんつー声、出してるんだよ。今、先輩から連絡あって、相葉ちゃん連れてすぐ着くそうだ」 「あ、はいっ」 「ったく、しっかりしろよ、トリなんだから。……で、シューコは?」 「えーと……イカ焼き探してふらふらっと消えました」 「……もっとしっかりするのはあいつかよ……」 途端に現実に戻されて。 私ははっとするように、前を見る。 隣にはプロデューサー、そして周りにはたくさんの屋台。 神社で迎える大晦日、そしてその後の年越しライブ。 その為に、私達は、此処にきていたのでした。 「えーと、これでライブに出るのは全員集合するだろ……で、次は衣装をあわせて……あー面倒くせぇ!」 「ふふっ……」 「くっそ、笑うな、なんでオレにこんな仕事押し付けるんだよ、あのクソ社長っ!」 そう、この年越しライブは、私のプロデューサー主導なんです。 正確には仕事を強引に任されたそうですが。 そのライブに、当然は彼の担当である私と周子さんが参加するんです。 肇ちゃんはもっと前に、新年番組の生放送出演が決まっていて、でれなかったのだけれど。 和のイメージが強い彼女は新年番組向けらしくて、大分忙しそうでした。 「いやー……ライブに参加するアイドル集められて本当良かったわ」 「苦労してましたいたからな」 「滅茶苦茶、頭下げたからな。新規気鋭のフラワーズの歌姫も参加して箔がついて、よかったぜ」 彼はやっぱり、同じプロデューサーのなかでは浮いてる。 だから、彼の主導するライブにアイドルを集めるのは一苦労だったようだ。 色々頼み込んで、無理をしたらしい。 「まあ、お前がトリを勤めるライブだし……頑張れよ、女神さん」 「もう、茶化さないでくださいよ」 「そういわれてるじゃねぇか」 「それでもです!」 女神なんて、恥ずかしい。 顔を赤くして、うつむいてると。 「……あ、居た居た。お待たせ、夕美連れてきたぞ」 「お疲れ様です……助かります」 「いいって、今回は皆ピンで仕事入ってたからな。丁度夕美空いて居たんだし」 「でも、相葉ちゃんもオファー他にも着てたでしょ」 「まぁな……だから、ライブ終わったら、夕美は直ぐ新年の生放送の番組に出演だ」 フラワーズのプロデューサーが、相葉ちゃんを連れてやってきました。 相葉ちゃんは私に向けて、手をひらひら振ります。 フラワーズはピンで他に仕事が沢山仕事が入ってるらしい。 デビューしてそんなに日がたってないのに流石だ。 確か、美羽ちゃんがバラエティ、友紀ちゃんがスポーツ系、藍子ちゃんも、実況中継のなにかだったはず。 「それで、どういう風な構成で考えてるんだ?」 「えっと、塩見周子と相葉ちゃんで、こちらはしっとりとしたのを。みりあちゃんと安部菜々さんで元気系のを」 「ふむふむ」 「で、新田美波でトリを考えてます」 「成程、いいんじゃないか」 「はい、みりあちゃんと菜々さん借りられてよかったですよ」 「まあ、みりあのプロデューサーはそこら辺熟練だし……菜々さんのプロデューサーは単純で、元気な人だからしがらみ気にしないない人だしな」 「まぁ、ですね……だから、オレに預からせてくれたんだし」 そこら辺のプロデューサー同士のしがらみってのは正直解らない。 アイドル同士は仲がいいのに、少し変な感じがする。 「とにかく、頑張れよ」 「はいー」 その後、プロデューサー同士で、少し話し合っていて。 私と相葉ちゃんで少し言葉を重ねていました。 「もう直ぐ新年だねぇ、いろいろあったなあ」 「そうですね」 「ま、その前にライブっと。頑張ろうね」 「はい」 「ふふっ、プロデューサーとは順調?」 ドキッとする事を聞いてきた。 この子とは年越しライブの時から色々話す機会が多いけれど。 直ぐに此方の感情の機微を読み取ってしまう。 「え、えぇ……まぁ」 「ふーん、そっかそっか……まぁ、でも余り悩まないでね」 「……はい」 「恋敵は多そうだけど、諦めないでね」 「はい」 「かなわない……と思ったら、二度とかなわなく……なっちゃうんだから」 それはどういうかなう、なんだろう。 叶うか、敵うか。 その言葉は少し重くて、何処か実感がこもっていて。 詳しく突っ込む気には、なれませんでした。 「おーい、夕美。ちょっと、屋台回るか?」 「あ、いくいく♪」 夕美ちゃんはそう呼びかけられて、また後でねといって離れていきます。 そうして先ほどと同じように、私とプロデューサーだけが残されます。 「もう直ぐ今年も終わりだな」 「そうですね」 「なーんか、あっという間だなぁ」 「そうですねぇ……色々ありました」 ちょっとだけしんみりとして。 彼は少しだけ思い出すように、遠くを見て。 そんな姿を見ると、とても愛おしく感じられて。 「……んあ? どうした?」 「い、いえ何も」 「そっか」 「……その」 だから、私は勇気を出そうと思います。 ちょっとだけ。 ほんのちょっとだけ、もう一歩前へ。 「私、ファンのみんなに、幸せを貰いました、沢山見てもらいました」 「ああ、そうだなー」 「でも、皆に応援してもらえるようになったのは、――さんのプロデュースのおかげだから……」 貴方のお陰で。 私は此処まで来れた。 「これからも、ずっと私に、私のことをを……見てくれ―――」 「お……っと、電話だ、悪い」 「あっ、はい」 ぴりりとなる電話に、彼は出て。 私は何もいえなくて唇を噛んで。 「もしもし……あ、肇か、そっちはどうだ?……そうか、いいじゃんいいじゃん。んー……そうだなぁ」 そして、電話の相手が肇ちゃんということに、私は強く唇を噛む。 私を見てくれている。 うん、確かだ。 でも、 「いやーそうじゃないって……でもさあ……うん、それでいいと思うぜ……期待してる……ああ、こっちも、任せろって」 彼が『特別』に見ているのは、あくまで最初に選んだ『藤原肇』ちゃんなんです。 それはずっと一緒に居て解る。 彼女が、そう見られてるということは。 其処に恋愛感情が無くてもやはり特別なのは特別で。 羨ましいと思う。 「何かあったら、連絡しろよ……ああ、解った解った。こっちも真面目にしてるって……いや、信用しろよっ!」 いいな、いいな。 羨ましい。 とても、羨ましい。 私も、そんな風に。 特別に。 見て欲しいんです。 ――さん。 「だったら」 そして、ある時。 「貴方だけが特別に見てもらえるように、戦えばいいんですよ」 彼女は、ちひろさんは、こういったんです。 「そう、どんな手を、使ってでもね」 ――――果てなく秘める恋ならば、歌えぬ歌と同じ そうして、『アイドル』新田美波は、 ――――熟した果実の甘さを覚えた鳥に 空を 永遠の空を見せて。 『ヒロイン』新田美波になったのです。 前:彼女たちから離れないトゥエンティーナイン 投下順に読む 次:第三回放送 前:彼女たちはもう思い出のトゥエンティーセブンクラブ 時系列順に読む 次:第三回放送 新田美波 次:それぞれの本分 ▲上へ戻る
https://w.atwiki.jp/borilove/pages/44.html
再分配レベル125~145 再分配レベル125~145Lv125 魔剣士型:メトゥラ菊一文字AGI (エンシェントアーマー) Lv125 魔剣士型:メトゥラ菊一文字AGI (ラセットアーマー) Lv125 魔剣士型 メトゥラシエンDEF Lv125 魔剣士型:メトゥラシエンAGI Lv125 物理複合型:メトゥラ導聖刀DEF Lv125 物理複合型:上級月花刀 Lv125 魔剣士型:メトゥラ菊一文字AGI (エンシェントアーマー) LV 1 Bonus 50% Xien 刀系 HACK/DEF LV 2 DEX 極振り 2up Xien 共通系 DEX/AGI LV 3 - 8 DEX 極振り 14up LV 9 - 17 AGI 極振り 13up LV 18 - 22 DEX 極振り 8up LV 23 - 32 AGI 極振り 13up LV 33 AGI, HACK * 2 LV 34 - 36 HACK 極振り 11up LV 37 - 49 AGI 極振り 13up LV 50 - 54 DEF 極振り 13up LV 55 - 67 AGI 極振り 13up LV 68 - 113 HACK 極振り 76up Xien 刀系 HACK/DEF LV 114 - 116 HACK 極振り 4up LV 117 - 119 DEF 極振り 6up LV 120 DEF LV 121 - 125 HACK 極振り 5up ボリス/魔剣士 Bonus 62 / 124 Point 5 LV 125 STAB 2 HACK 115 INT 2 DEF 28 MR 2 DEX 137 AGI 110 Lv125 魔剣士型:メトゥラ菊一文字AGI (ラセットアーマー) LV 1 Bonus 50% Xien 刀系 HACK/DEF LV 2 DEX 極振り 2up Xien 共通系 DEX/AGI LV 3 - 8 DEX 極振り 14up LV 9 - 17 AGI 極振り 13up LV 18 - 22 DEX 極振り 8up LV 23 - 32 AGI 極振り 13up LV 33 AGI, HACK * 2 LV 34 - 36 HACK 極振り 11up LV 37 - 49 AGI 極振り 13up LV 50 - 54 DEF 極振り 13up LV 55 - 67 AGI 極振り 13up LV 68 - 86 HACK 極振り 40up LV 87 - 89 AGI 極振り 3up LV 90 - 113 HACK 極振り 33up Xien 刀系 HACK/DEF LV 114 - 118 HACK 極振り 6up LV 119 DEF LV 120 - 125 HACK 極振り 6up ボリス/魔剣士 Bonus 62 / 124 Point 4 LV 125 STAB 2 HACK 115 INT 2 DEF 22 MR 2 DEX 137 AGI 113 Lv125 魔剣士型 メトゥラシエンDEF LV 1 Bonus 50% Xien 刀系 HACK/DEF LV 2 - 7 HACK 極振り 13up LV 8 - 29 DEF 極振り 28up LV 30 - 33 DEX 極振り 17up LV 34 - 46 DEF 極振り 13up LV 47 - 54 DEX 極振り 19up LV 55 DEX, INT * 2 LV 56 - 59 INT 極振り 10up Xien 大地系 DEF/INT LV 60 - 72 DEX 極振り 21up LV 73 DEX, INT LV 74 - 79 INT 極振り 10up LV 80 - 93 DEX 極振り 21up Xien 共通系 DEX/AGI LV 94 - 125 DEX 極振り 32up ボリス/魔剣士 Bonus 62 / 124 Point 3 LV 125 STAB 2 HACK 75 INT 42 DEF 106 MR 2 DEX 146 AGI 17 Lv125 魔剣士型:メトゥラシエンAGI LV 1 Bonus 50% Xien 氷結系 INT/MR LV 2 DEX 極振り 2up Xien 共通系 DEX/AGI LV 3 - 8 DEX 極振り 14up LV 9 - 17 AGI 極振り 13up LV 18 - 22 DEX 極振り 8up LV 23 - 32 AGI 極振り 13up LV 33 AGI, HACK * 2 LV 34 - 36 HACK 極振り 12up LV 37 - 49 AGI 極振り 13up LV 50 - 53 INT 極振り 10up LV 54 INT * 2, DEF LV 55 - 58 DEF 極振り 10up LV 59 DEF LV 60 - 69 AGI 極振り 10up LV 70 AGI, HACK LV 71 - 76 HACK 極振り 15up LV 77 HACK, INT LV 78 - 86 INT 極振り 17up LV 87 - 96 HACK 極振り 20up LV 97 HACK, DEF LV 98 - 104 DEF 極振り 14up LV 105 - 117 HACK 極振り 19up LV 118 - 123 INT 極振り 9up LV 124 - 125 DEF 極振り 3up ボリス/魔剣士 Bonus 62 / 124 Point 3 LV 125 STAB 2 HACK 75 INT 42 DEF 32 MR 2 DEX 149 AGI 114 Lv125 物理複合型:メトゥラ導聖刀DEF シミター・ヴリトラによる換装での狩りが望ましい。 LV 1 Bonus 50% Xien 剣系 STAB/DEX LV 2 - 26 DEX 極振り 30up LV 27 DEX, DEF LV 28 - 30 DEF 極振り 12up LV 31 DEF * 3, HACK LV 32 - 34 HACK 極振り 12up LV 35 HACK LV 36 DEX 極振り 1up Xien 共通系 DEX/AGI LV 37 - 55 DEX 極振り 18up LV 56 DEX, DEF * 2 LV 57 - 63 DEF 極振り 17up LV 64 - 70 HACK 極振り 18up LV 71 - 97 DEF 極振り 43up Xien 刀系 HACK/DEF LV 98 - 102 HACK 極振り 10up LV 103 HACK LV 104 - 125 DEF 極振り 25up ボリス/物理複合 Bonus 62 / 124 Point 0 LV 125 STAB 38 HACK 75 INT 1 DEF 120 MR 2 DEX 130 AGI 32 Lv125 物理複合型:上級月花刀 LV 1 Bonus 50% Xien 剣系 STAB/DEX LV 2 DEX 極振り 1up Xien 共通系 DEX/AGI LV 3 - 11 DEX 極振り 11up LV 12 - 31 AGI 極振り 27up LV 32 AGI, HACK * 2 LV 33 - 35 HACK 極振り 12up LV 36 - 39 DEF 極振り 15up LV 40 - 50 AGI 極振り 11up LV 51 - 54 STAB 極振り 11up LV 55 - 68 AGI 極振り 14up LV 69 - 75 HACK 極振り 17up LV 76 - 84 STAB 極振り 17up LV 85 STAB, DEF LV 86 - 89 DEF 極振り 12up LV 90 DEF LV 91 - 94 AGI 極振り 4up LV 95 AGI, STAB LV 96 - 125 STAB 極振り 40up ボリス/物理複合 Bonus 62 / 124 Point 1 LV 125 STAB 74 HACK 35 INT 1 DEF 32 MR 2 DEX 136 AGI 121
https://w.atwiki.jp/gensou_utage/pages/729.html
シュート・ザ・ブリット No.2412 シュート・ザ・ブリット イベントカード 使用:戦闘 条件:文 文 呪力2 スペル1枚を指定する。 目標が《集中》の場合、フェイズ終了時まで、目標は「攻撃-2」を得る。 目標が《通常》の場合、フェイズ終了時まで、目標は「命中-2」を得る。 目標が《拡散》の場合、フェイズ終了時まで、目標が持つ基本能力すべては効果を発揮しない。 イラスト:菊一文字 考察 考察の入力。必須ではない。
https://w.atwiki.jp/kazu392h/pages/1181.html
autolink(kazu392h=body)TOP>【い】>一文字隼人 一文字隼人 (いちもんじはやと) 分類4【人称】 ジャンル2【仮面ライダー関連】 職業はフリーカメラマン、別名「力の2号」。 本郷ライダーを倒すためにショッカーによって改造されたが、本郷猛によって救出され仮面ライダーとしてショッカーと闘うようになった。 藤岡弘、が撮影中に事故を起こし出演不可能にならなかったら生まれなかったキャラクター、そう考えるととても複雑だ。 本郷がオーストラリアでショッカーと闘ってる間、日本を守るという急遽作られた設定。 のちに本郷が戻ってくると、南米でショッカーと闘うために日本を離れた。 主役が2回変更になったのは、仮面ライダーシリーズでは仮面ライダー(1号2号)だけ。 ダブルライダー活躍回はちびっ子達大喜び。 登録日 2004/01/13 【い】一覧 威圧感 いい人 イエローシート イエローメッシュジャージ 伊賀野カバ丸 井川慶 石ノ森章太郎 イタダキマン 1990 一条薫 1・2・3と4・5・ロク 一年の計は元旦にあり 一文字隼人 一身上の都合 一反もめん イッパツマン 一般論 一服 偽りのウエディング イデオンガン 伊藤かずえ 愛しの刑事 イナズマ イナズマン 乾巧 井上敏樹 井の中の蛙、大海を知らず イブキ 今岡誠 意味無し勃起 イメクラ 癒し系 イヤリング型携帯電話 岩田稔 インターポール インパルス インフェルシアの花嫁 インベーダーゲーム ■ トップページへ移動 ▲ このページ上段に移動
https://w.atwiki.jp/sinkenn/pages/30.html
鍛刀実績一覧 一文字なずみ 魂鋼の種類 個数 熱量 打数 焼き入れ残時間 真剣タイム回数 リーダー 作刀名 魂鋼(並)魂鋼(良) 各1個 1分 600回 残り0秒 0回 左文字こゆき 打刀 南泉一文字 魂鋼(並) 3個 2分 1359回 残り13秒 3回 瀬登だいや 打刀 南泉一文字 魂鋼(並) 3個 2分 0回 残り120秒 0回 瀬登だいや 打刀 南泉一文字
https://w.atwiki.jp/holyland4/pages/301.html
4ターン目試合結果 1 戦 目 ≪ T V 局 前 ≫ ① 迷ド探偵たまき VS 転校生(忘却の影) ★ ≪戦闘結果≫ ② レズ・ナイト VS 転校生(忘却の影) ★ ≪戦闘結果≫ ③ 超時空軽空母『綾鷹』DEATH VS 転校生(忘却の影) ★ ≪戦闘結果≫ ④ 墓森アラシ VS 転校生(忘却の影) ★ ≪戦闘結果≫ ⑤ 魔技姫ラクティ☆パルプ VS 転校生(忘却の影) ★ ≪戦闘結果≫ ★ ラ・ピュセル VS 鴻畔 ★ ≪戦闘結果≫ ★ 猛信寺うのみ VS ルガー ★ ≪戦闘結果≫ ★ 墓森アラシ VS 魔技姫ラクティ☆パルプ ★ ≪戦闘結果≫ ≪ 刑 務 所 ≫ ★ 最上 秋 VS 転校生(闇の守護者) ★ ≪戦闘結果≫ ≪ 公 園 ≫ ★ グレイシー川井 VS 転校生(愛の狩人) ★ ≪戦闘結果≫ ≪ 工事現場 ≫ ★ Martina Murril VS 転校生(報道少女) ★ ≪戦闘結果≫ ≪ 砂 浜 ≫ ★ アン・ラクシー VS 紫ノ宮 緒子 ★ ≪戦闘結果≫ ★ 庵 白彩 VS シスター・マリー ★ ≪戦闘結果≫ ★ ヴァッファローヴェル VS リオレイア希少種 ★ ≪戦闘結果≫ ★ 森乃 九 VS 転校生(寝取られの聖女) ★ ≪戦闘結果≫ ≪ 病 院 ≫ ★ 菊一文字 朱蓮 VS 林 紅虎 ★ ≪戦闘結果≫ ★ 天奈瑞 VS 天王星ちゃん ★ ≪戦闘結果≫ ≪ 魔人一家前の道路 ≫ ① バジル VS 転校生(狂気の魔女) ★ ≪戦闘結果≫ ② 玖波瀬ぎり VS 転校生(狂気の魔女) ★ ≪戦闘結果≫ ③ 神藤振子 VS 転校生(狂気の魔女) ★ ≪戦闘結果≫ ★ 鏑木諒子 VS クリムゾンロータス ★ ≪戦闘結果≫ ★ 宇多津 泡沫 VS めがみ ★ ≪戦闘結果≫ ★ 財前 倉持 VS 転校生(焔狐) ★ ≪戦闘結果≫ 2 戦 目 ≪ 病 院 ≫ ★ 菊一文字 朱蓮 VS 天奈瑞 ★ ≪戦闘結果≫ ≪ 魔人一家前の道路 ≫ ★ クリムゾンロータス VS 玖波瀬ぎり ★ ≪戦闘結果≫ ★ 神藤振子 VS めがみ ★ ≪戦闘結果≫ ≪ T V 局 前 ≫ ★ 鴻畔 VS 墓森アラシ ★ ≪戦闘結果≫ ★ 超時空軽空母『綾鷹』DEATH VS 魔技姫ラクティ☆パルプ ★ ≪戦闘結果≫ ≪ 砂 浜 ≫ ★ アン・ラクシー VS シスター・マリー ★ ≪戦闘結果≫ 3 戦 目 ≪ T V 局 前 ≫ ★ 超時空軽空母『綾鷹』DEATH VS 猛信寺うのみ ★ ≪戦闘結果≫ ≪ 砂 浜 ≫ ★ アン・ラクシー VS リオレイア希少種 ★ ≪戦闘結果≫ ≪ 魔人一家前の道路 ≫ ★ クリムゾンロータス VS 神藤振子 ★ ≪戦闘結果≫ 4 戦 目 ≪ T V 局 前 ≫ ★ 超時空軽空母『綾鷹』DEATH VS 墓森アラシ ★ ≪戦闘結果≫
https://w.atwiki.jp/makaay/pages/25.html
基本的には拾得でしか入手できない斬撃系の武器の一つ。 刀剣系の上位互換のような性能であり、売却して得られる名声も高額。闇市でも頻繁に取引される。 欠点を挙げるのならば、刀剣系と同じように回避が付加されていないところか。 斬馬刀 逆刃刀真打 菊一文字 鬼丸 吉光 助広 時雨 妖刀村雨 備前長船 妖刀村正 虎徹 蜻蛉切 正宗 短刀正宗 童子切 妖刀鬼哭 妖刀紅姫 清麿 九字兼定 胴太貫 草薙の剣 流星斬鉄剣 千本桜 妖刀紅桜
https://w.atwiki.jp/soufro/pages/782.html
普通の女性口調で、語尾に「~なのです」が付く感じの喋り方。 パートナーは守護天使のアナテース・アケイシア。 ポケットの中に、『虎徹』『菊一文字』『和泉守兼定』の3本の刀を隠し持ち、少林寺木人拳の免許皆伝を持つ猛者。 必殺技はおにぎり。 かっこよさそうなので使えることにしたヒロイックアサルトは、世界中に地震を起こせる能力。 世界を滅ぼす方法《未編集》に登場。 アナテース・アケイシア ジェイダイト・オルバンズ 人名辞典/は
https://w.atwiki.jp/sinnerei/pages/213.html
【作品名】爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX 【ジャンル】アニメ 【名前】一文字烈矢 【属性】一文字兄弟の弟 【年齢】8歳 【長所】兄と比較したら冷静 【短所】兄弟揃って方向音痴 【備考】小学三年生なので最低でも8歳 vol.2
https://w.atwiki.jp/gununu/pages/4564.html
一文字茜〔いちもんじ あかね〕 作品名:ときめきメモリアル2 作者名:スパロボあき 投稿日:2010年4月30日 画像情報:640×480px サイズ:96,785 byte ジャンル:[[]] キャラ情報 このぐぬコラについて コメント 名前 コメント 登録タグ 2010年4月30日 ときめきメモリアル2 スパロボあき 個別い